本当に離婚して後悔しない?
離婚は人生において、一大決心です。DV等の相手の暴力で離婚を考える場合、早めに離婚することを勧めますが、一時的な感情のずれなど、話し合いの場を持つことによって解決を見込める場合は、第三者に間に入ってもらい、感情的になりにくい状況でお互いの状況や考えについてじっくり話合うことも大切です。たとえば、世にいう3年目の危機。付き合っている時でも3年を迎えると、2人の間に別れの危機が訪れる場合が多いことを知っていますか。それは夫婦関係でも同じで、結婚3年目に離婚してしまう夫婦も少なからずいるようです。
しかし、性格の不一致ただそれだけで、別れてしまって後悔することはないのでしょうか。夫婦になる二人は、最初から一緒にいるわけではなく、互いに違う教育方針を持った両親の元で育っています。住んでいた環境も、周囲の環境も違います。そんな2人がともに暮らすとなれば、互いに尊重と妥協が必要です。お互いに我を張り、一緒にいることが苦痛になった時、家族や親せきではなく、冷静に平等に判断してくれる、第三者に相談してみることで、夫婦関係の修復ができる場合もあるのです。
夫婦は、乗り越えた山が大きければ大きいほど、後の絆は強いものとなります。夫婦関係が冷え込み、離婚の2文字が頭をよぎった時、一度修復の努力をしてみて、それから離婚へと踏み出してもいいのかもしれません。